「長さの棒」や「算数棒」は横に並べて置くにはスペースが必要な教具です。
スペースそんなにないな…という方は、縦に置くことのできるスタンドを用意してみてはいかがでしょうか。
購入するとけっこうお値段するので、わが家は手作りにしてみました。
おうちモンテ手づくり派の方の参考になれば嬉しいです。
モンテッソーリの「算数棒」とは?
算数棒についてはこちらをぜひご覧ください。
算数棒「スタンド」の作り方
こんな感じのスタンドを作っていきます。
まず材料から見ていきましょう。
- MDF板(30×60×厚さ0.5㎝) 3枚
- 木工用ボンド
- 紙やすり
わが家ではお手軽にMDF板を使いました。
釘を打って強度を出したい場合は、ファルカタ材を使ってもよいと思います。
- MDF板:硬い材質。釘は打てない。
- ファルカタ材:柔らかい材質。釘が打てる。
それぞれの特徴を把握して、ご家庭の希望に合った材質を選びましょう。
木工用ボンドや紙やすりが家にない場合は、百均で購入すればOKです。
- カット線をひく
必要な部材は、このようになります。
《 算数棒のスタンド図面PDF 》
これをもとにして、効率よくムダなく木材を使えるように、カット線をひきます。
斜め部分の先端は鋭角にせず、0.5㎝(板の幅)平らになるようにしておきましょう。
見栄えと安全面を考慮しています。
- MDF板をカットする
カットはホームセンターでやるのがおすすめです。
《 カットサービス 》
1カット数十円。超キレイにカットしてもらえる。
《 自分でカット 》
無料で電動ノコギリを借りれる。カットは自分次第。
それぞれの特徴を把握して、自分に合ったものを選びましょう。
わが家は大きな部分のカットをカットサービスでお願いしました。
(カットサービスで斜めカットや細かいカットはできないため)
自分でカットする場合も作業場を借りれるので、自宅を汚さずできます。
- 紙やすりをかける
カット面を滑らかにするために、やすりをかけます。
ホームセンターのカットサービスを利用した場合は軽くかけるだけで済みます。
- 組み立てる
木工用ボンドで接着していきます。
棒の差し込み部分から接着し、乾いたら土台を接着します。
- 仕切り部分の大きさは「3㎝四方」になるようにする
(算数棒は2.5㎝角のため) - いきなり接着せずに、位置に印をつけてから接着する
- 仕切り板が表に飛び出さないように位置を調整する
これで完成です!
モンテッソーリの算数棒「スタンド」を手づくりした結果
満足度をまとめるとこんな感じです。
お金 計1,134円 | |
時間 計3時間 | |
完成度 |
作ってよかった!というのが感想です。
木工用ボンドで接着しただけなので強度が心配でしたが、3年使った現在でも現役で使えています。
教室などでたくさんの子どもたちが触れる場合は強度が必要かとは思います。
おうちモンテ用だったら、これで十分かなというのが実感です。
算数棒や長さの棒の収納にお困りの方は、スタンドを作ってみてはいかがでしょうか。