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「金持ち父さんの子供はみんな天才 親だからできるお金の教育」学校では教えてくれない大事なこと!

「お金」の教育について どうしようかな と思っているときに この本に出会いました。

20年前の本ですが 今でも十分に通じる内容です。

「金持ち父さんの子供はみんな天才」は どんな本?

「金持ち父さん 貧乏父さん」で有名なロバート・キヨサキ氏が 子どもの教育について悩む親に向けて書いたのが この本です。

教育の専門家ではありませんが、お金の超専門家のキヨサキ氏が わかりやすく 具体的に、

ますます重要になっている教育について 書いています。

お金持ちになるための教育は こうしましょう!という内容ではありません。

変化の速い世の中で、子どもがやりたいと思うことを 自分の力で 進めていけるようにするには どうしたらいいのか?

そんな疑問にこたえてくれる本です。

「金持ち父さんの子供はみんな天才」の内容詳細

どんな内容なのか ポイントを絞って紹介していきたいと思います。

お金についての考え方も非常に勉強になりますが、ここでは教育にポイントを絞ってみました。

教育に求められるものが変わった

私たちの親や祖父母世代とは 世の中のルールは変わってきています。

産業時代(親や祖父母の世代)
  •  いい大学を出たら一生安泰。
  •  世の中の変化のスピードゆっくり。
  •  年を重ねるごとに昇進。
  •  老後は企業や政府からの年金で悠々自適。
情報時代(現在とこれから)
  •  実力成果主義。
  •  世の中の変化のスピードが速い。
  •  若いほど価値がある。
  •  企業や政府からの年金は当てにできない。

この変化の速い世の中で 教育がますます重要になっています。

残念ながら 世の中の変化に対応できていないので、現在の学校教育では 実社会に出るための準備はできません。

従来の教育で学べる読み書き計算の能力と合わせて、お金の教育が必要不可欠なのです。

子どもには それぞれに合った学習方法がある

子どもは それぞれ得意なこと、興味があることが ちがいます。

  • 学校で求められる、読み書き計算が得意な子ども
  • 身体を動かして学ぶのが得意な子ども
  • 芸術的なことに能力を発揮する子ども

親は 子どもの得意なことや興味のあることを理解して、最大限能力を発揮できるようにサポートすることが必要なのです。

よく言われることですが、子どもには いろんな才能があるはずです。

問題は 現在の教育システムは 読み書き計算の才能でしか評価しないことです。

このシステムだけでは 子どもが自分に劣等感をもってしまうかもしれません。

キヨサキ氏は こう言います。

親の一番大事な役目は、子供の自己認識を形作り、育て、守ることだ

子どもが「自分はダメだ」「自分にはできない」というような自己認識を持っていたら どうなるでしょうか?

人生の選択肢が少なくなって 苦労が多くなるかもしれません。

 

そして 子どもの自己認識の形成には 親自身の認識と行動が 非常に重要です。

親は 自分の自己認識から発する言葉で 子どもを教育しています。

自己認識を変えたければ、使う言葉を変えればいい、と キヨサキ氏は言っています。

例えば「これは買えない」という言葉から「どうやったら買えるか?」という言葉へ変える。

言葉を変えると考え方(自己認識)が変わる、ということです。

 

さらに、親が子どもをどう認識するかで 子どもの人生に大きな影響を与えます。

これについて おもしろい例があります。

ある実験で 教師が1つのクラスを任されます。

教師には このクラスは潜在能力を測るテストで非常に優秀な結果の生徒だけを集めたと伝えられます。

実験の結果はどうなったでしょうか?

そのクラスの成績は 他のクラスと比べて飛躍的に伸びました。

非常に優秀な生徒たちだから 当たり前でしょうか?

実は 生徒たちはランダムに集められたのです。

教師が生徒をどう認識して関わったかで 結果が大きく違う、ということです。

この結果からも 親の認識の重要性がわかります。

 

最近では 従来の教育に疑問を持つ親も増えて、違う教育方法も盛んになってきています。

ホームスクーリング(自宅教育)、チャータースクール(公立学校でありながら民間の運営・管理を取り入れている)、モンテッソーリ教育やシュタイナー教育を受ける子どもの割合は年々増えているようです。

子どもに実社会に出るための準備をさせたいと願う親が増えてるということですね。

子どもそれぞれに合った学習方法をすることで、子どもの自己肯定感は高まります。

そして 子どもの可能性を信じて 子どもの自己認識を育てることで、変化の速い世の中を自分の足で進んでいけるのです。

子どもに合った勝利の方程式がある。

学校でいい成績をとることより、家庭で子どもの学習のための勝利の方程式を見つけ、育ててやることの方がずっと大事だと思うのだ。

真の教育は学校を卒業し、実社会に出たときに始まる。

お金は一つの考え方にすぎない

お金は単に考え方にすぎず、大切なのは自分の考え方だと キヨサキ氏は繰り返し書いています。

そもそも お金とは何でしょうか?

大昔 人間は狩猟採集生活をしていましたが、品物やサービスを物々交換するのが面倒になって お金が登場しました。

その重要性はどんどん増していき、お金をコントロールする人間がより大きな力を持つようになりました。

つまり、お金がゲームを左右するようになったのです。

お金は 子どもの考え方を決定づけてしまうような とても強力な道具です。

何もしないでお金をもらえると教え込まれた子どもは 将来どうなるでしょうか?

勉強すればお金をもらえるという理由で勉強していた子どもは 親からお金をもらえなくなったら どうなるのでしょうか?

親は十分に注意して子どもに教える必要があります。

 

お金に翻弄されるのではなく、自分の考え方を確立するのがとても重要ということですね。

これは教育についてもいえることです。

キヨサキ氏は 次のように書いています。

子どもの自己認識、つまり「自分に対する考え方」が、学問やお金の面での将来の生き方に大きな影響を与えることは多い。だからこそ、子どもの自己認識の発達過程を見守り、それを子どもに合った方向に導き、守ることが親にとって一番大事な仕事なのだ。

「金持ち父さんの子供はみんな天才」のお金のトレーニング方法

この本では 具体的なお金の教育方法も いろいろと挙げられています。

ここでは いくつかのトレーニング方法を紹介していきたいと思います。

ゲームで学ぶ

モノポリーや『キャッシュフロー・フォー・キッズ』などのボードゲームで お金に対する考え方や実社会で活かせる財務諸表の基礎とキャッシュフロー管理について学べます。

『キャッシュフロー・フォー・キッズ』は キヨサキ氏が開発した大人向けの『キャッシュフロー101』を子ども向けにしたものです。

日本語版も販売されています。

3つの貯金箱

お金に働かせることを学ぶことが目的です。

貯金箱の種類は

  • 10分の1税
  • 貯蓄
  • 投資

の3つです。

10分の1税とは 教会や慈善団体に寄付するためのものです。

日本では寄付に対して馴染みが薄いですが、ご家庭の方針で貯金箱を2つにするのか3つにするのか決めればよいと思います。

貯金箱を分ける習慣がついてきたら、簡単な財務諸表を作らせます。

お金の動きを記録することで 実社会で必要なお金の知識や経験をシュミレーションできます。

食卓でお金について学ぶ

この内容は共著者シャロン・レクターからのアドバイスです。

2つの方法を紹介しています。

【方法1】 月々の支払いにどんなものがあるか見せる。

  1. まず自分に払う

自己投資や資産を増やすための支払。子どもがお金をもらうようになったとき見習えるように。

  1. 生活費の支払をする

食費、電気、ガス、水道の料金がどれくらいかかっているのかを知る。

  1. 住宅ローンの支払をする

簡単な言葉で住宅ローンについて説明する。銀行がどんな役割を果たしているか、など。

  1. クレジットカードの支払をする

簡単な言葉でクレジットガードの仕組みを説明する。プラス面だけでなくマイナス面も理解ことが大切。

【方法2】 1週間の食費の予算を立てる

予算を立て、献立を決めて、買い物し、食事をつくるところまで 親がフォローしながらやってみる。

結果を振り返って 子ども自身が考えることが大切。

マクドナルドで学ぶ

こちらも共著者シャロン・レクターからのアドバイスです。

子どもにお金の仕組みを理解してもらうことが目的です。

マクドナルドに行って いつもとちがう視点で話をしてみましょう。

  • 土地の所有者や建物について
  • そこで働く従業員について
  • 店の中のモノがどう提供されているか?
  • 店のシステムについて
  • 店のオーナーはいま何をしているか?

お小遣いについて

子どもが小学生になってくると お小遣いをどうしようか、という問題がでてきますよね。

この問題についても 巻末の付録で 共著者のシャロン・レクターからのアドバイスが載っています。

  • お小遣いを与えるか、与えないか?
  • いくら与えるか?
  • どんなタイミングで与えるか?
  • お金の管理方法は?
  • どちらに焦点をあてるべき?- いくらもらうか?それとも、どれだけのお金を持ち続けるか?

ここでも お金に対する考え方を教えることが 大切です。

その考え方が 子どもの経済的自立への手助けになります。

「金持ち父さんの子供はみんな天才」を読んだ結果

最後に個人的な感想です。

【満足度 4 】

わが家での取り組み
  1. 子どもへのお金の教育は必須
  2. 子どもに合った学習方法
  3. 親自身がお金の知識を増やして実践する
  4. 親が人生に対しての姿勢を示す

 

  1. 子どもへのお金の教育は必須

お金のことで選択肢が少なくなるのは避けたい、と わが家では考えています。

子どもが自分のやりたいことを見つけるとき、自分がやりたいと思う道に進もうとするとき、金銭的な理由で諦めることがないように力をつけてもらいたいと思っています。

これから 夫婦で話し合って お金の教育方針や実践法を決めていく予定です。

 

  1. 子どもに合った学習方法

モンテッソーリ教育に出会ってから、子ども1人ひとりに合ったタイミングや学習が大切だとより実感しています。

この本を読んで その大切さを再確認できました。

学校での基本的な学習(読み書き計算)は 知識を自分で増やしていくための道具として必要と思います。

ただ 学校だけに頼らずに 家庭での教育や関わりが もっと大切だと思いました。

今後 海外で暮らすことを計画しているので、ホームスクーリングに対しても情報を集めて準備しています。

 

  1. 親自身がお金の知識を増やして実践する

親自身がお金の知識を増やして実践する
親のマネーリテラシーもあげていかないといけないことを痛感しました。

最近は 本やYouTubeでいろいろと学べるので 日々学んで実践していきたいです。

 

  1. 親が人生に対しての姿勢を示す

私は 子どもたちに やりたいことを自信を持ってやってほしいと思っています。

そのためには 親である自分自身が やりたいことを試行錯誤しながらもやっている姿を見せることが必要と考えています。

キヨサキ氏は 実の父、賢い父さんの言葉を引用して親の私たちにメッセージを送っています。

親は子供にとって一番大切な教師である。

多くの親が『学校に行って一生懸命勉強しろ。いい教育を受けることはとても大事だ』と言う。問題は、そういうこと言う親の多くが、自分自身の教育や学習を続けていないことだ。

生徒は聞くことよりも見ることから多くを学ぶ。子供は言葉と行動の食い違いに敏感だ。

 

子どものお金の教育について、ヒントがたくさんある本でした。

興味のある方は ぜひ読んでみてください。