子連れ旅

子どもと巡る東日本大震災|子連れ車中泊で本州縦断

子連れ車中泊の本州縦断で、はじめて東北の沿岸部へ行きました。

自家用車で寝泊まりしながら子連れ旅行|車中泊 準備編わが家は、この秋に子連れ世界旅行をする予定です。 https://okigarublog.com/retirement/ そ...

わが家の子どもたちは、6歳と3歳。

大きな地震や災害をまだ経験したことがありません

そんな子どもたちと、東日本大震災の遺構や復興の様子を一緒に見てきました。

「圧倒的な自然の力を目の前にして、自分なら、そのときどうするか?」

話し合うきっかけになりました。

どんな場所を見てきたか、7つピックアップしてご紹介します。

映像などに強いショックを受けてしまう場合もあるので、子どもの状態に合わせて入場判断することをお勧めします

 




① いのちをつなぐ未来館|岩手県釜石市

高台に逃げて助かった小中学生たちの避難を、津波の状況とあわせて展示されています。

 

小さな施設ですが、防災関連の資料がたくさんあり自由に閲覧することができます。

画像引用元:いのちをつなぐ未来館

小中学生が高台に避難した話が絵本にもなっていて、長男と一緒に読みました。

年が近い子どもたちの話で、興味をもったようです。

事前に申し込めば、「館内の無料案内」や「避難路追体験」などを受けることができます。

 

近くにはローカル電車が通っていたり、ラグビーで有名な釜石の復興モニュメントがあったりして、子どもたちは楽しんでいました。

 

いのちをつなぐ未来館

  • 岩手県釜石市鵜住居町4丁目901番2
  • 毎週水曜日、年末年始 休館
  • 入場無料
  • 駐車場あり(無料)

 

② 東日本大震災津波伝承館 いわて TSUNAMI メモリアル|岩手県陸前高田市

津波の歴史、被災の記録、救助活動、復興について幅広い視点で展示されています。

 

津波で流された物の展示や津波の映像などで、実際の被災状況も詳しく分かります。

津波後すぐ道路の復旧に尽力し、早急な救助活動と支援物資を届けることに貢献した方々の映像もあります。

外に出ると、広い公園になっていて大きな水門と堤防が整備されていました。

この日は、海がとても穏やかでキレイでした。

直前まで見ていた津波やその被害状況とのギャップが大きくて、なんというか自然のすごさを改めて感じました(語彙力なくてすみません…)。

近くには、津波を生き残った松の木のレプリカ「奇跡の一本松」もあります。

 

東日本大震災津波伝承館

  • 岩手県陸前高田市気仙町土手影180 高田松原津波復興祈念公園内
  • 入場無料
  • 駐車場あり(無料)

 

③ 気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館(旧気仙沼向洋高校|宮城県気仙沼市

校舎の4階まで津波がきた気仙沼向洋高校を、被災した当時の状況で保存されています。

 

スマホで簡単に聞ける音声案内があるので、それを聞きながら見て回るのがおすすめです。

案内ツアーに申し込むと、より詳しく知ることもできます。

いろんなものが散乱したり、壊れたり、車が押し重なっている状態がそのまま残されています。

どんどん復興してキレイに整備されているまわりの様子とのギャップに、子どもたちも衝撃を受けていました。

4階まで津波が来たことを示す痕跡がたくさん

 

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館(旧気仙沼向洋高校)

  • 宮城県気仙沼市波路上瀬向9−1
  • 毎週月曜日 休館
  • 入場料:大人600円、高校生400円、小中学生300円
  • 駐車場あり(無料)

 

④ みやぎ東日本大震災津波伝承館|宮城県石巻市

映像や写真で、たくさんの津波経験者の話を聴くことができます。

 

私たちが訪問したときはちょうど、語り部の方が来て直接話してくれる催しがありました。

 

みやぎ東日本大震災津波伝承館

  • 宮城県石巻市南浜町2丁目1-56
  • 毎週月曜日、毎月11日、年末年始 休館
  • 入場無料
  • 駐車場あり(無料)

 

⑤ 震災遺構 仙台市荒浜地区住宅基礎|宮城県仙台市

住宅の跡地が一部残され、以前の様子と津波状況について説明パネルが設置されています。

 

 

震災遺構 仙台市立荒浜小学校」を見る予定で訪れたのですが、ちょうど閉館時間で間に合わず、屋外の住宅跡地だけを見学しました。

もともとは住宅地が広がっていましたが、今は遺構以外は撤去されて平野がよく見渡せる状態になっています。

すぐそこが浜辺で、穏やかな海を見ながら散歩しました。

 

震災遺構 仙台市荒浜地区住宅基礎

  • 宮城県仙台市若林区荒浜中丁26
  • 近隣に無料駐車場あり

 

⑥ 東日本大震災・原子力災害伝承館|福島県双葉町

原子力事故発生後の

  • 避難指示の混乱
  • 住民たちの避難の混乱、苦労
  • 入院患者たちの過酷な避難
  • 復興への取り組み

などが写真や映像で展示されています。

 

入口には放射能測定器が設置されていて、いまの状態を教えてくれます。

安全基準は0.23μSv以下。この日は0.056μSv。

 

街を車で走っていると、廃墟になった店や施設などが散見されます。

津波と放射能のダブル被害で、復興が他の地域よりも遅れているのを感じました。

 

東日本大震災・原子力災害伝承館

  • 福島県双葉郡双葉町中野高田39
  • 毎週火曜日、年末年始 休館
  • 入場料:大人600円、小中高300円
  • 駐車場あり(無料)

 

⑦ 東京電力廃炉資料館|福島県富岡町

原子力事故の発生状況や経過、その後の復旧について、詳細に知ることができます。

 

少人数グループの案内ツアーは、質問できたりしておすすめです。

どういう仕組みで発電しているのか、何が原因で爆発したのか、汚染処理はどのように進めるのか、詳しく知ることができました。

感染予防対策で見学に時間制限があり、すべてをじっくり見れなかったのが残念でした。

 

東京電力廃炉資料館

  • 福島県双葉郡富岡町中央3丁目58
  • 毎月第3日曜日、年末年始 休館
  • 入場無料(案内ツアーは事前予約制)
  • 駐車場あり(無料)

 



まとめ 子どもと巡る東日本大震災

今回わが家が巡ったのは、ほんの一部の地域です。

それでも子どもたちには何か感じるものがあったようです。

災害大国の日本に住むからこそ、必ず必要な「準備」と「避難」。

子どもとお互いに感じたことを話したり、防災や避難について考えるきっかけになりました。

 

東北沿岸を巡っている中で、知った言葉。

津波てんでんこ

地震が起きたら他人に構わず

てんでんばらばらに逃げなさい

この教えが残っているのは、避難の難しさがあるからだと感じました。

  • やっぱり家が気になる…
  • 子どもが家に戻っているんじゃないか…
  • 自分の船の様子が気になる…
  • 消防団としてギリギリまで避難を呼びかけないと…

いろんなその人の立場が「すぐに避難」を妨げます。

「自分なら、そんなときどうする?」
「いま住んでる地域で準備すべきことは?」

子どもと一緒に考えて、話し合うきっかけになりました。