子どもが大好きなシール。
そんなシールを使ってできる、指先を思うように動かしたい時期にぴったりの活動があります。
シールを形に合わせてぴったり貼るお仕事です。
シール貼りのお仕事、何歳からはじめる?
はじめるタイミングは「敏感期」に合わせるのがポイントです。
具体的な子どもからのサインはこんな感じ。
- 指先を使うようになってきた
- シールを貼ったりはがしたりするのが好き
目安としては、1歳半ごろから取り組める活動です。
ただ、年齢にこだわらなくても大丈夫です。
子どもは そのときの成長に1番必要なものに強く興味をもちます。
子どもを観察して、ちょうどよいタイミングで 子どもに合ったお仕事を用意していきましょう。
シールをあちこちに貼りたい、シール大好きな時期におすすめ |
シール貼りの作り方
準備するものは、すべて百均で揃います。
- 丸シール 直径20mm、15mm、8mm
- シール用のケース
- はがした後のシール台紙を入れるケース
- トレー
「シールを入れるケース」と「シールをはがした後の台紙を入れるケース」は別にします。
- シール貼りの図案を用意する
ネット上には無料でダウンロードできる図案がたくさん用意されています。
メルカリなどのフリマサイトでは、お手頃価格でシール貼りの台紙を購入することもできます。
※ 初めて利用する方は、紹介コード「RMKNTU」を入力すると500Pのプレゼントがあります!
- 丸シール台紙を子どもが使いやすい大きさにカットする
子どもの状態に合わせて、シールを準備します。
最初は1つずつカットする |
はがしやすいように折り目をつける |
慣れてきた子どもには1列にカットしたシールにする |
直径8㎜の場合はシートを半分にカット |
トレーにセットしたら完成です!
直径20㎜ | 直径15㎜ | 直径8㎜ |
シール貼りのやり方
始める前に、ゆっくりとやり方の見本(モンテッソーリ教育では「提示」と言います)を見せましょう。
「提示」について詳しく知りたい方は、 こちらをぜひご覧ください。
最初に、シールをはがした後の台紙は「ここに入れようね」と場所を伝えます。
こんな感じで、シールをはがした後の台紙は入れていきます。
シール貼りの活動が終わったら、はがした台紙を「ゴミ箱に捨てようね」と伝えて捨ててもらいます。
ステップ1:広い枠の中に貼る
まずは、シールを貼る動きに慣れ親しむ活動です。
シールは1番大きな直径20㎜を使います。
1つずつカットし、剥がしやすいように折り目をつけたものを用意します。
最初は大きな枠の中に貼り、慣れてきたら小さな枠にしていきます。
大きな枠 |
小さな枠 |
ステップ2:シールと同じ大きさの枠に貼る
小さい枠の中にシールを貼れるようになったら、シールと同じ大きさの枠に貼るステップに進んでみましょう。
ここから「作り方」でご紹介した図案を活用していきます。
最初は、直径20㎜の図案からスタート。
直径20㎜のシール貼り |
好きな色のシールを使って、子どもたちは自由に活動を広げていきます。
ステップ3:シールを小さくする
直径20mmのシール貼りに慣れ親しんだら、次は直径15mm、その次は直径8mmとシールを徐々に小さくしてみましょう。
直径15㎜のシール貼り |
直径8㎜のシール貼り |
まとめ シール貼りのお仕事
シールを貼ったり剥がしたりするのが大好きな時期の子どもが、夢中で取り組む活動です。
シール貼りの図案は無料でたくさん提供されているので、子どもの興味に合わせて選ぶことができます。
ぜひ環境を整えて、シール貼りの活動に誘ってみてください。